2014年3月4日火曜日

ひどい学食

工業高校の学食。

学生は長蛇の列を成し、オバチャンたちがせっせと料理を提供している。

僕はかき揚げそばを頼むことにした。

列に並び、友人達と他愛もない話をする。今度のテストは自信あるかとか、今度女子を紹介してくれ、とか。

しばらくして、ようやく僕の注文が受け付けられる。しかし、この受け付けたスタッフ(この人だけ若手)、様子がおかしい。

どうやら日本人ではないらしく(おそらく中国人か韓国人)、日本語が通じない模様。隣のおばちゃんがフォローしてくれたが、本当に心配。

そして出てきたのは、柚子入りのかけうどん。僕は言った。
「ぼく、かき揚げそば頼んだんすけど」

まごつく若手スタッフ。言葉が理解できてない模様。隣のおばちゃんスタッフがフォローに入る。
「あーれ、ごめんねぇー。今作り直すから」

おばちゃん、若手スタッフに色々説明。若手スタッフ、再度作り始める。そして出てきたのが・・・

かき揚げそば・・・?

麺は極端に太く、成人男性の手指ほどの太さはあるだろう。そしてなぜか「麺が」あげられている。わかりやすく言うと、そばのかけ汁のなかに、揚げパンのような麺がぶっきらぼうに収められていたのだ。しかもなぜか餅が乗っかっている。

意味不明過ぎて文句を言う気力もなくなり、そのまま友人達の待つ卓へ。

ヘナヘナと座り込む僕をみて、友人達は爆笑するのであった。